武蔵野市三鷹駅の耳鼻咽喉科 杉山耳鼻科クリニック|鼻とお顔の症状 鼻詰まり

鼻とお顔の症状

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鼻詰まり

鼻詰まりは、鼻の中の空気の通りが妨げられるために起こります。
その原因となる病気には、急性鼻炎や慢性鼻炎、アレルギー性鼻炎などがあります。これらの病気では、主に下鼻甲介の鼻粘膜に炎症が起きるために、鼻粘膜が腫れて、空気の通りが妨げられます。慢性副鼻腔炎のように、鼻汁の分泌が多い場合にも、鼻詰まりが起こります。
これは、多量の鼻汁で空気の通りが塞がれるためです。同様に、鼻かぜを引いて鼻汁が多く出る場合にも、鼻詰まりが起こりやすくなります。
鼻炎や副鼻腔炎の症状がないのにもかかわらず、鼻詰まりが起こる場合は、鼻中隔弯曲症が原因になっている可能性があります。
鼻中隔は、鼻の内部を左右に分けている仕切りのようなものですが、弯曲がひどいと、狭められている側の鼻腔に、鼻詰まりが起こりやすくなります。
鼻茸(はなたけ)といって、キノコのようなポリープが鼻粘膜にできることもあります。
この鼻茸が障害物となって、鼻詰まりが引き起こされることもあります。数は多くありませんが、鼻の腫瘍でも鼻詰まりが起こります。とくに片側の鼻詰まりでは、注意を要します。